永くたずさわってきたことのなかには、あなたにしかできないことがかならず含まれています。
自覚がなくても、あなたにしかできないことがあります。
それをカタチにすることで、世の中から求められる存在になります。
ぼくは40歳をまたぐ2年間、セミリタイアをしました。
いったん、仕事をそこに置いて、休むことにしました。
人生を80年と考えたときの折り返し地点だったので、残り半分の人生をどう生きるか。
そのときに考えました。
どうありたいかを大切に、すでに持っているものはなにか。
今できることはなにか。
これから身につけたいことはなにか。
さまざまリストアップをしてみました。
そうやって自分の棚卸しをしてみて、すでに獲得しているけれども、まだまとめていなかったことを一つひとつカタチにして、残していこうと思ったのです。
今思えば、それがとても大きかったように感じています。
やってきたことをカタチにすると、その価値をしっかりと受け取ることができます。
そして、自分に自信がもてます。
だから、新しい一歩を踏み出す勇気が得られます。
それが大きいです。
自分に自信がもてないとか、なにをしたらいいかわからないとか、そんなことを思うときには、人生の棚卸しをしてください。
やってきたけれどもまとめていなかったことを、なんらかのカタチに残していく作業をしてください。
そして、そこに自分らしい切り口やエッセンスを入れてください。
あなたらしい感性を添えてください。
それはあなたにしかできない メソッドになります。
シュテルン
吉岡岳彦